2020年6月29日月曜日

[OSX][macOS] Time Machineが遅い原因とその対処

自分のmacは、mac mini 2018でOSは10.14.6 macOS Mojaveを使っています。

このところ、原因不明のスリープ解除からの再起動問題に悩まされているので、
新しいHDDにバックアップを取っておこうと、
新たにTime Machine用ディスクを追加した時のお話。

この時の感覚としては、バックアップ進捗 数MB/sec といったペースでした。
下記の対処により、1GB/secで進捗し、モノの1時間ほどでバックアップ完了した次第。


サマリ

Time Machineバックアップの初回時は、下記のサービス、アプリを止めましょう
 ・セキュリティソフトの停止 or 監視対象からTime Machine用ディスクの除外
 ・Spotlightのインデックス作成の停止
  → Spotlightの停止の仕方は、ネットを検索するといくつかありますが
    かんたん確実なのは、
    「環境設定」「Spotlight」の
    「検索結果」設定で「チェックを全て外す」でした。

経緯


1日目:12時間以上たってもTime Machineバックアップが完了しない。

前日の晩23時くらいから、Time Machineバックアップを作成し始めました。
通常であれば、完了予定時刻も表示されず、バックアップのディレクトリも作成されないままでした。

ちなみに使っているセキュリティソフトは、
 ESET Cyber Security PRO バージョン 6.8.300.0
ですが、Time Machineとの相性が良くないため、
あらかじめこの段階で停止させていましたが、効果なし。


2日目:翌日10:00AMにTime Machine継続中でした・・・


この時点で、全く対応策分かりませんでしたが、色々検索してみると、
Spotlightのインデックス作成とTime Machineバックアップが同時進行し
外付けディスクへのアクセスがボトルネックとなるようです。

対策と結果


試した設定1:コマンドラインでSpotlightの対象から除外

結果)自分の環境では効果なし。
想定原因)Time Machine用ディスクはdisableにできず、外付けディスクアクセスがボトルネックなのは変わらない。
Spotlightの設定確認コマンド:

mdutil -sa

 出力結果:

/:

Indexing enabled. 

/Volumes/TimeMachine_HDD:

Indexing enabled. 

/Volumes/TimeMachine_HDD/Backups.backupdb:

Indexing enabled. 



Spotlightインデックス作成を停止(Disable)するコマンド:

sudo mdutil - off /

面倒くさがりさんむけ向け全てまとめて停止する場合のコマンド:

sudo mdutil -a -i off

試した設定2:「Spotlight」設定の「プライバシー」でTime Machineディスクを除外

結果)自分の環境では効果なし
想定原因)Time Machine用ディスクはdisableにできず、外付けディスクアクセスがボトルネックなのは変わらない。



















試した設定3:「Spotlight」「検索結果」で全てのチェックを外す。

結果)あたり!!
今回、Spotlight インデックス作成のプロセスを停止しませんでしたので
検索対象を全て外したこのケースが良かった。



以上