2月〜3月末にかけて何度も読み返して
その考え方にこころが「ハッ」とさせられた本が
ここで紹介する本です。
タイトル:
嫌われる勇気作者:
岸見一郎、古賀史健あらすじ:
アルフレッド・アドラーの心理学について心理学者である哲人と心理を探求する青年の対話形式で話は進む。
哲人は「人生はとてもシンプルで世界は幸せに満ちている」と唱え、
青年は、人は過去に捕われ自分を変えることは大変難しいと考えている。
そんな青年に対して、師と教え子としてではなく、あくまでも対等な友人として
アドラーの考え方をひとつづづ青年に語り、青年のこころは
よりシンプルにより幸せなものに変わっていく。
感想:
私自身、誰かに認められたいとか感謝されたいと考えて
仕事や勉学に励んできたこともあり、
そのことがある種「我が儘」であると書かれていた。
これはとても自分の心に響く体験で、
この本を読み始めたら吸い込まれるように哲人と青年の会話の中に入っていき
自分自身が「青年」であるかのように思いながら読みました。
なによりも、この本が良いのは、分析を中心とした心理学本ではなく
悩める人に具体的な解決策を以て、生きる指針をしめしていることがすばらしい。
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まず最初の一歩が、「他者から嫌われること」を恐れない。
そして、他者の課題にも自分の考えを押し付けないし、自分の課題に他者も入らせない。
そこまでできたら、他者に対して自分が貢献して、貢献できたことで満足感を得る。
このサイクルをまわすことで世界がシンプルになり、幸せな世の中と感じられる
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と
自分自身が全てを選択しているのだから、
自分が幸せと感じなければ、
自分の人生を送る意味が無い
という観点で生きていけば良いのだな
と感じた次第である。
自分を好きになれないヒトは他者にも愛されないのですよ。
まずは自分が幸せを感じることからはじめよう。
このところ、この本を読む時間が減ってきているけど
また、読み返してみたいなと思いますね。
どこかの書店のPOPで「どんな自己啓発本も不要。この一冊だけでOK」と
ありましたが、まさにそんな一冊です。
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でも、この本は唯一本棚においていても価値があるとおもうので
書籍で買ってもいいかもですね。
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